スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

はたして日本の音楽界はグレイトフル・デッドに学ぶことができるだろうか?


「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」 D. ミーアマン・スコット+ B.ハリガン 著


ええっ?ビジネス本?ププ〜などと笑われそうですが、
単純にグレイトフル・デッドがなにゆえあのようなシステムを持つに至ったのかというその1点を知りたかったのです。
「あのようなシステム」とは、テーパー達ウエルカム!じゃんじゃんライブを録音してみんなでシェアしておくれ(ただし売ったりしたらアカンよ)よかったらなるべくいい音で録れる場所をちゃんと確保しておくから言ってよね。
なシステムであ〜る。
普通だったらライブでの録音・撮影お断りなところを40年も前から「全部OK!みんなで分かち合おう!」となんともオープンでピースフルな態度で多くのファン(デッドヘッズ)を獲得していったらしい。
それでライブには常に多くのデッドヘッズたちが集うことになってチケットは売れまくり、普通だったら心配しそうなレコードだってバンバン売れちゃって、ちゃ〜んと商売が成り立ってるってんだから驚きだねぃ。

オデみたいにせこい連中だったら、大事な音源は是が非でもタダで世の中に流布することがないよう用心しないことにはレコード(CD)が売れなくなっちゃうしライブにも来てくれなくなっちゃう、と思うだろうねぇ。
まぁどのみちオデらのうしろにはJAS●ACというヤクザなコワ〜イ著作権管理団体がついていて「悪さしたらタダじゃおかねーぜ!」とニラミを利かせてくれるから安心安心、あとはレコード会社とイベンターにお任せでイイや、それから1回でもマグレで売れちゃったりしたらレコード会社と結託したレンタル屋さんのTU●AYAさんなんかがしばらくはた〜っぷりとCD買い漁ってくれちゃうしねぇ〜、もう左うちわで言う事無しだわ、なんてね。

でもグレイトフル・デッドはそうしなかった。
たぶん商売どうこうよりも単純に多くの人たちに自分たちの音楽を聴いて欲しかっただけなのでしょう。
自分たちの音楽(特にライブ)に自信があればこそ、ファン同士が録音したテープをどんどん勝手に広めてくれさえすれば大勢の人たちがライブ会場に足を運んでくれるんだろうなぁ・・・と。
だから途中からチケット販売もイベンターを介さずに自分たちで販売するようになったりして、よりコアなファンには一番良い席を確保してあげたりして。
結果的にそういういちいちがファンには嬉しくてたまんない!って具合になるわけで・・・。

なんかさっきから同じことばっかり言ってますが、この本もそんな感じで最初から最後まで同じことばっかり言ってます。
まあようするにそれって今の(特にIT関係の)成功してる企業のやり方そのものじゃん、ってことに繋がるのだそうな。
そのへんはオデには分かるような分からないような・・・。

オデには企業がどうのこうのはどうでもいいんだけど、
日本の音楽業界の閉塞した状況(あまりにも「著作権」を大事にしすぎて肝心の聴衆のことを(さらにいえば音楽家自身のことも)軽視しているような)が、いつかグレイトフル・デッドに学んで風通しのいいオープンでピースフルなものになってくれないものかなぁと願ってやまないんですが、多分永遠に無理でしょうねぃ。

「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」 D. ミーアマン・スコット+ B.ハリガン 著


Grateful Dead Mix #3 from Groovy_Man on 8tracks.